年収アップ大作戦!6 ~転職に関わるマインド~

藤田たくろうです。

「年収アップ大工作戦!」の一環として、転職をする事になりました。この秋に、現在勤めている会社を退職し、別の会社に移ります。

というわけで、今回は僕の転職についての考え方を紹介します。僕自身、この1年で思考や行動が変わっていった部分もあります。その辺りをうまく書けたらな、と思っています。

極めて個人的な話ではありますが、そもそもこのブログの目的が、「僕の考えやアクションを紹介して、そこからヒントやキッカケを受け取ってほしい。または反面教師になれればいい」というモノです。悪しからず!笑

「年収アップ大作戦!」シリーズ
年収アップ大作戦!1 〜序章〜
年収アップ大作戦!2 〜青写真を描く〜
年収アップ大作戦!3 〜転職の準備をする〜
年収アップ大作戦!4 〜副収入を検討する〜
年収アップ大作戦!5 〜転職決定〜

目指す自分、求める環境

転職をしようとすると、周り(特に上の世代)から有形無形の圧力を感じます。「1つの仕事をもっと長く取り組みなさい」という圧力です。僕の感覚では、いわゆる「継続は力なり」の信仰に取り憑かれている思考です。

でも、本当に重要なのは、転職して自分が目指す自分、自分が求める環境に近づけるかどうかだと思います。

残念ですが、日本の企業では、1社に長く在籍していたところで、大きな成長は見込めません。成長できたとしても、それはその企業内だけで使えるスキルが身に付くだけです。

その原因は、年功序列、終身雇用という文化です。とっくに廃れてしまったその文化の負の側面が、今も悪さをしているのです。その辺りの話は多くの本が出てますので、興味のある方は書店へレッツゴー!(笑) ここでは簡単な説明に留めておきます。

会社としてはずっと勤めてくれる社員に対して手厚い教育をするメリットがなかった。教育には時間もお金もかかります。それより、会社の中で上手く立ち回れる人を増やす方が、日々の業務が円滑に進むのです。

社員としては、一度入社してしまえば会社が定年まで面倒を見てくれる。いちいち面倒くさい勉強をしてスキルを高める必要はない。会社でうまくやれる方法さえ身につけておけば、定年まで安定して働けるのです。

両者の利害は完璧に一致します。なので、年功序列・終身雇用の環境では、本当の意味での成長ないのです。成長できない社員も不幸ですし、優秀な社員を手に入れられない会社も不幸ですね。

というわけで話を戻して、そんな会社に長くい続けていいのかどうか、という話です。

僕の場合、自分が目指す自分は、日々前向きに過ごし、少しずつでも成長を実感できる自分。自分が望む環境は、自分の時間を過剰に会社に捧げずとも、暮らしに困ることのない収入を得られる環境。そんなところです。あ、もちろん、「年収アップ大作戦!」を掲げていますので、収入が増えるコトが大原則だったりします。

で、今の会社ではそれらを実現するコトが難しいから、転職する方針を決めました。

なぜ実現できないか。繰り返すようですが、年功序列・終身雇用の悪い部分が前に出てしまい、会社内が硬直化しているから。実力本位というのも、また、生きづらい社会なのかもしれません。でも、硬直化して上手くいってない部分がある。結果が出ないなら、プロセスを見直すしかありません。その兆しが見えないなら、現状がよくなると思えません。

転職にあたってはソンナコンナを色々と考えつつ、活動をしていきました。考えた結果、転職先に求める条件も変わってきました。

ステップアップをする

どう変わったかと言うと、一番は「同じレベルで転職しても仕方ない」と考えるようになったことです。活動の初期段階では「入れそうな会社」をリストアップし検討していました。でも、それではダメだと気付いたのです。

なぜダメか。

今の環境に何かしらの不満があるから転職する訳ですが、同じような会社(例えば、社員数、売上、設立時期、業界)では、環境は似たり寄ったりなのです。それは、上で書いたような、日本のここ数十年の歴史的(?)な経緯によるものです。

「ウチの会社は特殊なんですよ」みたいな言葉をたくさん聞いてきました。これまで勤めてきた会社でも、取引先の会社でも、転職で面接を受けた会社でも、知り合いが勤めている会社でも。どうやら色々な人が、「自分の環境は特殊だ」と感じているようです。でも、それらの会社の中で、僕が本当に独特だなと感じた会社は、ただの1社もありません。どこもかしこも、「似たり寄ったり」なのです。

何で自分たちの置かれた環境が特殊だと思うのか。それは、何となく心理学とかで解きあかせそうな気がします。が、それは話が逸れすぎるので割愛!笑

結局、何が言いたいのかというと、同じような企業に移っても、大きな変化は考えにくい。転職して何かを変えようと思ったら、意識的に違う環境を求める必要がある、ということです。人間関係はどこの職場に行ってもつきまとうし、同じくらいの売上の規模なら給料も同じくらい。 会社の歴史が似ていたら、年齢構成や年長者が幅を利かせてて若手には閉塞感という構図も同じ。同じような会社に転職したら、そうなってしまう可能性が高いわけです。もちろんそうじゃない場合もあるとは思いますが、転職をする立場で、入社前にそれを見定めるのは不可能に近いでしょう。

僕の場合は、「年収アップ大作戦!」に基づいて、転職活動を始めました。つまり、年収アップが大前提ではありますが、さらに深掘りをすると、上述したように自分が「よりよく生きる。」を実現できる環境に身を置くための転職活動でもありました。自分自身のコトを考えたときも、「結果を変えたいときはプロセスを変える」べき。そういう考えで、「同じレベルの会社には行かない」が僕の結論になりました。

さて、そうすると選択肢は無限にあります。業種を変える。職種を変える。企業規模を変える。勤務地を変える。外資系に変える。老舗に変える。若いベンチャーに変える。色々と考えられる訳です。そんな中から僕がした選択は、「会社員としてのステップアップ」を目指す。つまり、「より大きな企業へ行く」でした。会社員としての自分の価値を上げたい。そういうチャレンジでもある訳です。

さて、今回は長くなりました。
転職に関わる僕の考え方をツラツラと紹介した訳ですが、我ながらダラダラと分かりにくい文章な気がして、心がおれそうです。笑
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

具体的に、どんな転職活動をしたのかは、また今度書いてみたいと思います。

そんな訳で、転職間近の藤田たくろうでした!
ちゃお☆

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