健康の話3 ~眠りの質の向上と、パワーナップ~

秋も深まりつつある今日この頃。昼夜の気温差が大きいのもこの時期の特徴ですね。みなさん風邪など体調面にはお気をつけください。

僕の母親は看護師をしていて、体調が悪い時には「保温・栄養・安静」とよく言っていました。いま思い出すくらいだから、僕の中に完全に定着しているんだろうと思います。

同じように3つの言葉をポンポンポンと並べるモノで、しかも同じく健康にまつわる言葉で、「快食・快便・快眠」というのもありますね。この3つが保てていれば貴方は健康ですよ、という感じの、いわば「健康のバロメーター」でしょうか。この中から、今日は「快眠」について考えてみたいと思います。

心の体力

「心の体力」と書くと、物凄く矛盾を感じますね。心やから心力やろ!と思います(笑) ま、わかりやすく、心の体力でお許しくださいマセ。つまりは「気持ち的に前へと向かえる力」というように捉えてください。

日々、やる気がそこそこ出て、モチベーションも程よく維持され、イライラせず、焦りもせず…そんなちょうどいい状態は、心の体力があってこそ保てるモノだと思います。そう考えると、心の体力を維持するコトは、言うまでもなく、日々を快適に過ごす上で欠かせませんよね。

その心の体力っていうのは、僕の中の最新の情報によると、自律神経が元気かどうか…ってコトらしいんですよ。で、自律神経が正常に働いて「心が元気!」と言える状態を維持するには、僕は「快眠」が一番の要素なんじゃないかと思うんです。これは、難しい理屈抜きで、自分の実感からそう感じているってコトです。

じゃあ、心の体力をいい状態に保つ…つまり自律神経を整えておく…そのためにいい睡眠をとるためにはどうしたらいいか。そういうコトに考えは巡っていきますよね。何を隠そう、ワタクシ藤田たくろうは、眠りが浅い!(笑) だからこそ、眠るコトには色々と工夫をしている訳でありまして、その一端を紹介しようと思う訳でございます。

良質な睡眠を取るために

では、サクッとみていきましょう。「よりよく眠る。」ために、何をすべきか。たくろう的睡眠術はこちら!

暗くする

いやいやいや、いきなり普通かい。と言うなかれ。照明をオフにしても、意外に明るさは残っています。

もちろん、テレビを見ながらとか、YouTubeなどPCやスマホを見ながらは、うまく眠れない原因の代表格。もってのほか。それ以外にも、探せば色々見つかります。スリープ状態でも光っているPCやモニターの電源スイッチ。常に光っているのはネットのルーターのLEDランプ。ぼんやりした明かりなら逆に良い具合というコトもありえますが、上に挙げたような光は想像以上に目に突き刺さります。

消せない光もたくさんあるでしょうから、目に入らない工夫をしてみるのがいいと僕は思います。

飲食に気を使う

寝てる間に、胃や腸という消化器官が働いていると、眠りの質は落ちるようです。なので、寝る3時間前からは、何も食べないのがいいらしいですよ。とは言え、忙しいとそうもいかない場合も多いと思います。そんな時も、気をつけるコトはできます。例えば、就寝時間が近いときは、脂っこいモノを避けて、うどんとか消化にいいものを食べる。とか。意識的に量を少し減らすとか。

あと、アルコールとカフェインも避けましょう。気持ちは分かりますが、眠りの質を上げて、心の体力をちゃんと回復させるコトが優先!明日、気持ちよく過ごすために、グッと我慢です。

リラックスする

これが一番難しい。そして、たぶん一番効果が大きい。僕も何やかんや工夫しているところです。アロマを使うのは、その中でも割とお気に入りのリラックス法。リラックス系の香りの代表格が、ラベンダー。その他にも色々あるので、興味のある方は調べてみてくださいね。

あと、瞑想的な方法論ではあるんですが、「意識を自分の身体に向ける」というのもいいようです。あれやこれやと考え事をしてしまって、結局よく眠れない…という人にオススメですね。自分の心臓の音や、呼吸をするコトに集中をする、という辺りを僕も眠れないときにやっています。

変わり種としては、大好きなお笑いを見て、笑ってから眠りに就く、というコトもやっています。寝る直前にPCやスマホを見るコトになるので、巷では推奨はされない方法かもしれませんが、笑ってから眠ると少しリラックスできているように思います。お試しあれ。

パワーナップ

色々工夫はするんだけど、それでも夜に上手く眠れない。寝付けなかったり、眠りが浅かったり、寝起きが悪い。そういう場合もあると思います。長く続く場合やひどい場合は、ちゃんと医療機関に行ってくださいね。でも、そこまでじゃないかな…というとき。そんなときにオススメなのが「パワーナップ」という手法です。

これは、横文字だし、時間管理とか仕事術なんかのビジネス書に載ってたりするし、めちゃくちゃスゴい何かじゃないか、なんて思っちゃいます。が、なんてコトはない。とても簡単に言ってしまうと、「うたたね」だと思っていただいてOKです。笑

ただ、寝る時間だけ注意しましょう。15分から長くても20分程度まで、と言われています。これは、あまり長く寝ると脳が本格的に眠ってしまって、起きてから完全に目覚めるまでに時間がかかるから、というような理由だったと思います。でも、個人的には30分程度までなら全然いける気がしてます。笑

とにかく、「うたたね」です。単純に仮眠をするんです。とても簡単ですし、誰でもできます。でも、効果は大きいです。

朝、一通り身支度やtoDoが終わったあとに、15分だけ机でウトウトする。昼ご飯のあと、午後の始業前までデスクで仮眠する。夜遅くまでかかる仕事に手を付ける前に少しだけ眠る。長時間のドライブのとき、疲れや眠気を感じる前に少しだけ寝る。・・・具体例をあげると、こんな感じでしょうか。

このパワーナップ、夜の睡眠の不足感を補うだけではありません。少しの疲れ程度ならグッと軽減して、頭がスッキリします。仕事中に緊張でピンと張っていた気持ちが一度緩むので、結果的により長時間、ハイパフォーマンスが維持できます。まぁ実は元々こちらが本来の目的だったりします。これは夜の睡眠の補助として使えるぞ、という話なんです。

ちなみに、パワーナップはpowerとnapを合わせた言葉。napは、お昼寝、うたたね、という意味です。

さて、今回は「睡眠」についての話でした。「よりよく眠る。」と「よりよく生きる。」はとても密接に結びついていると思います。身体を休めると同時に、「心の体力」の回復も図りって、日々マックスパワーで過ごしたいものですね!

ちなみに、以前「すべての疲労は脳が原因」という本を読んだコトがあるのですが、今日の話はその内容に近い部分があります。普段感じる疲れは肉体的な疲労じゃないよ、自律神経が乱れているコトによる脳の疲労なんだよ…という感じの内容です。あとは「ぼくたちは習慣で、できている」も、考え方とかに大きく影響を受けています。パワーナップの話もでてきます。

アマゾンのリンクを貼っておくので、興味のある方は読んでみてくださいね♪

「すべての疲労は・・・」は、続編もジャンジャン出ているみたいですね。僕が読んだのは上のリンク、1冊目ですが、ご参考まで!

ではでは、藤田たくろうでした。
ちゃお♪

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健康の話1 ~自分の身体と対話する~
健康の話2 ~ストレスに対処する~

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