足跡を残す話

藤田たくろうです。

みなさん、2018年という1年をどんな風に過ごされたでしょうか。僕は、なかなかに濃厚な1年だったように思います。

ある人から刺激を受け、自分なりの仕事(つまり副業)の準備を色々と始めたのが今年。それに関わって、数年間やっていなかったクリエイティブ活動を再開したのも今年。このブログを始めて、文章を多く書くようにもなりました。プライベイトでは、フィアンセに出会ったのも今年です。

こうして、時々自分が歩いてきた道のりを振り返るという行為は、僕はとても大切だと考えています。我ながら頑張ったなとか、もっとできたのにとか、次はこうしようとか。そういう内省がモチベーションの維持・向上には必要だと思うからです。

そんな訳で、今日は「足跡を残す話」です。

受験勉強のとき

自分で言うのも変ですが、僕は大学受験の勉強を割と頑張っていた人でした。その時に得たものは、知識というよりも、「自分のモチベーションをコントロールする」という感覚です。

やる気の出ないときはどうするか。やる気を継続させるためにどうするか。そういう事を人生で初めて考えたのが、17~18歳のときの、大学受験の勉強をしていたときでした。自分で考えたり人から教わったり、色々な方法を体得したのですが、そのうちの1つが、「ノートを貯めていく」というモノです。

受験勉強ですから、問題集をジャンジャンと解いていきます。それのノートは放っておいても勝手に貯まっていくんですが、もっと意識的に、例えば使い始めと使い終わりの日付を書いたり、乱雑にせず、本棚に綺麗に並べていったり。そんな風に丁寧に「貯めて」いくんです。

そうする事で、自分の中でノート1冊分をやり切ったという「達成感」が残ります。続けていくと、そのうち、ノートを使い切って棚に並べるコトが喜びになってきたりします(笑) そうなればしめたモノ。問題集を解くという苦しい作業ですが、ノートを使い切って棚に並べるために、特にノートが終わりかけになると、少し頑張れたりするんです。

参考までに・・・。
問題集は、だいたい例題、基本問題、応用問題、と並んでいます。さらに章末問題、というボスキャラがいたりしますね。それらを頭から順番に全部やる、というやり方はオススメできません。オススメは、まず例題ばかり全部やる。例題が1冊分終わったら、初めに戻り、次は基本問題ばかりすべて終わらせる。同様に、次は応用問題、また戻って章末問題・・・という風に解いていく方法です。
そうすれば、「問題集を1冊やり終えた」という達成感を4回分、感じる事ができます。モチベーションもグンと上がります。それに同じ分野を1度にやり終えるより、4回に分けた方が頭にも定着しやすいです。
受験生の方は、ぜひ参考にしてみてください♪

ノートやメモを残す

ノートやメモの活用方法は、本屋さんに行けば、いっぱい指南書的なモノが置いてあります。それらの内容は今日の話からズレてしまうので触れませんが、ノートやメモの良いところは、僕の受験生時代と同じように、実物として残って、貯めていけるところだと思います。

なので、ノートや手帳、メモ帳などを活用されている方は、ぜひ簡単には捨てず、自分の「足跡」として丁寧に保管していただきたいと思います。それが貯まっていくと、「達成感」につながり、その達成感がその先のモチベーションにつながります。

と言いながら、アレなんですけれども、現在の僕はノートやメモの類は、ほぼ使っていません。僕の場合、すべての情報はiPhoneやiPad、PCに入力していってるんです。

これは、手書き程のリアル感いうか「温かみ」のようなモノがないのがデメリットです。ページをめくる感触とか、端にこんな絵が描いてあるページだという画像としての記憶とか、そういう「実感」が薄いので、脳内に定着させるという意味では、少し手書きのノートやメモには劣るように思います。

ただ、簡単に誰かと共有できたり、コピペできたり、僕の場合は手で文字を書くよりPCのタイプの方が断然早かったり、そういう効率面では断然、ITが有利です。あと、ノートと違って何年たってもページが尽きることはありません。新しいモノを買い足しに行く手間もない、いつでも古いモノを見返せる、というのもメリットです。

さて、僕はここで「だからノートよりPCやスマホの方がいいよ」と言いたいのではありません。一長一短ですので、自分に適している方を選択すればいいと思います。

僕が言いたいのは、僕は、ITデバイスを使っている場合でも、ノートと同じく、「貯めていく」という実感を持てているというコトです。持てているというより「持てるよう工夫している」という方が正確でしょうか。意識して、そうしているんです。

例えば、資料を作ったら、「〇年の資料」というフォルダを作って、どんな資料かは深く考えず、年別に放り込んでいきます。メモなどはEvernoteというツールを使って書いているので、放っておいてもどんどん貯まっていきます。読書もアマゾンの電子書籍を利用していますが、読んだ本のタイトルと著者、読了日を「Googleスプレッドシート」にリストとして記録していっています。

他にも例を挙げれば色々あると思うのですが、主なところはそんな感じです。ITデバイスを使っていても、受験時代のノートと同様、自分の「足跡」を意識的に残すようにしているのです。繰り返すようですが、それは、時々振り返って、「達成感」を感じ、その先に進んでいくエネルギーを得るためです。

地図上にポイントを付ける

ちなみに、僕の知り合いは仕事で色々な街に訪れるのですが、彼は行った場所をGoogleマップでポイントしていっています。チラッと見せてもらったコトがありますが、マップ上がポイントだらけでした。これって、文字通り「足跡」ですよね。笑

彼もきっと僕と同じく、それを時々見返してみて「頑張ったな」という達成感を得ているんじゃないでしょうか。彼もモチベーション高く色々な活動に取り組んでいます。

このあたりで、本日の結論。

「自分の辿った足跡」を意識的に残そう。そして時々その足跡を振り返り、自ら「達成感」を感じよう。

みなさんも、自分の足跡を記録していきませんか。それが、また新しい1歩を踏み出すエネルギーになると思いますよ。

以上、2018年最後の藤田たくろうでした!
良いお年を!
ちゃお☆

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