健康の話4 〜戻るべき場所を見つける〜

秋風が少しずつ冷たくなってきました。関西でももうそろそろコートやマフラーが登場する時期でしょうか。秋深まり、冬に向かっていく季節の移ろいを感じる今日この頃、そんな時期だから特に気を付けたいのが、体調面。風邪をひいてしまう前に、いつもいい状態に保っておくような工夫をできればいいなと思います。

体調を整える工夫

だいぶ昔に健康志向がブームになって、いまはそれもすっかり定着しているように思います。そういう風に感じること自体、世代的にある年代以上のコトでしょうね。例えばいま20歳の人なんかは、いまが普通の状態なんだろうと思います。

そんな「健康志向が当たり前」な昨今ですので、みなさん何かしら自分なりに健康に気を使ってのアクションをされているんじゃないかと思います。例えば、ランニングをしている。ジムに通っている。サプリメントを服用している。などなど。

そんな風に具体的に健康志向なアクションをしている人もいれば、例えば、普段食べるモノに気を付けている。会社の1駅手前で降りて歩いている。早寝早起きを続けている。週に1日は休肝日をつくっている。などなど、何かしらの意識を持って日々の生活を送っているという人もいるでしょう。

ちなみに僕がやっている主なモノは、週に1回ランニングをする(サボりがち…)、清涼飲料を飲まない、という2つ。本当は、カップラーメンやコンビニのパンやお弁当をやめてちゃんと自炊するのがいいんでしょうけど、便利過ぎてなかなかやめれません。笑

「いい時」は何をしていた?

さて、健康志向な取り組みは色々とあるとは思いますが、ここで大事なのは、それらのアクションをきちんと習慣化することだと思います。例えば僕の週1のランニングですが、やれ体調が悪いだ、帰りが遅くなっただ、天気が悪いだ、果てには暑いだ寒いだで、なかなか継続できません。これではダメですね。何度か走ったところで、急に健康になれるコトはありません。半年、1年と続けて、ようやく効果として出てくるモノだと思います。

ランニングもそうですが、健康志向のアクションは、効果が分かりにくいコトが多いので、長続きがしないという傾向もあるかと思います。本当に効果があるか半信半疑ながらも何となく習慣で続けている、というコトも多いでしょう。なので、「○○という習慣をしていて、体調がよかった」としても、たまたま偶然の結果、というコトもありえるますね。健康のために何かをしても、その効果を検証するのはとても難しいコトなんです。

ロール・プレイング・ゲームのように、1回走ったら何らかの数字が向上して、「てってれー♪たくろうはレベルが1上がった!」みたいになれば、モチベーションの維持も簡単だし、効果の有無が確認できて、一番いいんですけど、現実はそうもいきません。笑

でも「難しい」で終わってしまっては、何も前に進みません。

そこで、もう1つ大事なコトが浮かび上がります。それは、体調が「いい」のか「よくない」のかを日々自分で感じておくコトと、そして「いい時」には何をしていたかを覚えておく&思い出すということです。

僕の場合、「身体の冷え」に対する対応がそれに当たります。身体が冷えるけど我慢していた時と、我慢せずにコマメに着るモノやエアコンを調整した場合、それで体調が大きく違うコトに、あるとき気付いたんです。僕の身体は冷えに敏感みたいなんです。

ベスト体重

スポーツ選手は、これと同じ方針のコトをやっています。僕は専門家ではないですしスポーツ選手でもないので、表面的な部分しか知りませんが、分かりやすいのが「ベスト体重」というモノでしょう。

彼らは、自分が最大のパフォーマンスをするために、どれくらいの体重がベストかを知っています。それがいわゆる「ベスト体重」ですね。そして、大会に向けて、運動や食事で調整するんですね。

もちろん、ベスト体重の話はそう簡単ではなくて、筋肉量によっても変わってくるでしょうし、望むパフォーマンスを実現するために、体重を落としたり増やしたりするコトもあるでしょう。それに、僕たちが日常生活で取り組むことと比べると、はるかに科学的にやっていると思います。

でも、考え方の方向性は、ベスト体重にしても、健康志向の習慣にしても、同じです。

言い換えると、自分のいい時を再現するというコトですね。さらに言い換えて、戻るべき場所を見つけておくと言ってもいいかもしれません。変化の激しい時代です。生活の変化に合わせ、習慣も少しずつ変わってくると思います。年齢的にも、少しずつ身体は変化していくといいます。そんな時に、再現するべき自分の姿、戻るべき行動や習慣を設定しておくのが、いいんじゃないかと思います。

みなさんも、「最近少し体調がよくないな」と感じるときに、体調がよかった時のコトを思い出してみてください。何か、自分の行動で変化した部分があるかもしれません。今後のために、日記などに体調や習慣を記録しておくのもいいかもしれませんね!いい時の習慣や行動を再現するコトで健康維持につなげ、ひいてはそれが「よりよく生きる。」の一助となれば嬉しい限りです☆

ではでは、今日はこの辺りでお後がよろしいようで!
藤田たくろうでした。
ちゃお♪

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