信じてみる話2 〜人の教えを信じてみる〜

人間、いくつになっても学びが大切だなぁと感じます。僕も35になりますが、まだまだ色々と学んで、幅や深みを持ちたいなと思っています。

成長し続けるコトは、「よりよく生きる。」と同じコトだと言っても過言じゃないと思っています。そのためには、人に教えを請い、そこから多くの学びを得ることがとても大切になってくるでしょう。

そんなわけで、今日は「人の教えを信じてみる」です。

人の教えに対するスタンス

さて、上でも書いた通り、僕はもう35になりましたが、まだまだ成長したい。僕の中で成長し続けるコトは「よりよく生きる。」と同じ価値を持っています。

そうなってくると、自然と学びの姿勢を大事にしようという意識が働きます。僕の高校時代の恩師は、自然万物から学ぶ、という意味を込めて自然万物是皆師也という言葉を教えてくれました。僕は高校生にしてなんて素敵な言葉に出会ってたんでしょう。

ただ、自然万物とは言いますが、特に人からの教えを大切にしたいと僕は考えています。日常的に一番多く学べる機会があるからです。そして、そのためには、「教え」に対して感度を高めておくコトが非常に大切なんだろうと思います。

もちろん、人から教わらなくても、本やネットやなんかで、学ぶコトはできます。でも、やはり人に教わるコトが一番効率がいい。臨場感もあって学びも深まるし、学んだ内容も定着しやすい気がします。

言葉は適切ではないかもしれませんが、周りの人たちからたくさんの「教え」を引き出してやりたいと、僕は企んでいます。そのために、すべての「教え」を受け入れる態勢を整えておきたいと思います。そうしないと、きっと誰も教えてくれなくなります。教えてくれなければ、成長は鈍化します。

教えを受け入れる態勢、と言ってしまえば簡単ですが、一体何をすればいいんだ。という話ですね。僕は、まずは「信じてみる」というスタンスが大切だと考えています。

どんな教えも、まずは信じてみる。教える側としても、信じてくれる相手にはどんどん話をしたくなるモノ。信じてくれなければ、教え甲斐もないので、話はサッサと終わってしまいます。

「キャバ嬢のさしすせそ」とまでは言わないですが、教えてくれる人には気持ちよくなってもらう。そしてたくさんの「教え」を引き出す。そういう風に書くと、何となく悪だくみをしているようにも見えますが…(笑) でも、このスタンスは誰も損はしないし、嫌な気分にもなりません。まずは、ここがスタートラインです。

※キャバ嬢のさしすせそ=「さ…さすがですね、し…知らなかったです、す…すごいですね、せ…せっかくなので、そ…そうなんですか」と、こういう相槌を打つコトで、話している相手を気持ちよくさせてあげる、キャバ嬢が客相手に使うとされる話術。

自分の頭で考える

さて、信じてみた色々な「教え」ですが、そのすべてをを自分に取り入れるかと言えば、それは別の話です。教えてくれた方には悪いですが、やっぱり自分には役に立たない情報もありますし、教えてくれた方が他の人に嘘を仕込まれている可能性もあるかもしれません。

なので、まずは信じてみて、受け入れた後で、

・自分でやってみる
・自分の頭で考えてみる

これがとても、とーーっても大切だと僕は思っています。その結果、腹にストンと落ちるものだけを取り入れるんです。そして、腹に落ちなかった教えは、残念ながら放出するんです。

信じてみたけど、自分に合わなかった。または、信じてみたけど実はウソだった。そういう「教え」まで律儀に抱え続けている必要はないんです。

特に、莫大な量の情報が溢れるインターネット上の世界。玉石混交の情報の山の中から、本当に役に立つ、自分に合うものを見つけないといけません。必要のないモノに構っている時間がもったいないのです。

その意味では、僕がこのブログに書くこともそうですね。僕の言うコト100%を読者のみさなんに信じて欲しいとは、僕は思っていません。100%信じてもらえるとも思っていませんが…(^_^;) とりあえず、考えるキッカケになって欲しいし、一緒に考えたり、議論したりしたい。そんな想いでいます。

守破離

そういう風に考えると、「すべて信じて、自分と同じようにやればいい」などと教えている[スゴい人]がTwitterなどにはいらっしゃいますが、僕はそのスタンスには反対です。それは、決して相手のコトを思った発言ではないと思います。

教える内容と、自分の知識や経験とをミックスさせて、自分なりのモノを作りあげるように導く。それが、教える側のあるべき姿ではないでしょうか。

逆に、受け取る側としては、自分で確かめずに、盲目的にすべてを信じてしまうのは違いますね。それは自分で考えるコトを放棄した態度で、それでは学びも成長も見込めないと思います。まずは信じてみる、その後自分の頭で考える。やはりその姿勢が大切だと思います。

守破離という言葉があります。守…師匠の教えをまずはる。破…次の段階で師匠の教えをり、自分の技を磨く。離…最後は師匠の元をれ、自分の道を進んでいく。…その守破離です。

この言葉にも、「まずは信じてみる、そのあと自分の頭で考える」と、同じ哲学を背景に感じるコトができますね。

今日は、信じてみる話の第2弾として、人の教えを「信じてみる」コトを始点にして、広げてみました。

「よりよく生きる。」とは、成長し続けるコトと多くの部分で一致すると思います。

信じてみる → 自分の頭で考える → 合うモノだけを取り入れる…この習慣をつけるコトで、成長し続ける土台はできるんじゃないでしょうか。

藤田たくろうからは以上です!笑
ちゃお♪

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