藤田たくろうです。
最近感じているのが、何を持っているかが生活や人生において大切な要素だというコトです。ミニマリストという、身の回り物を極限まで減らし、必要最小限のものしか持たないライフスタイルがありますが、極端な例としてそのことを象徴しているように思います。
ミニマリストは「持たない」という選択肢をされた方々ですが、ミニマリストではない大多数の人は、自分が選んだ多くの「物」に包まれて暮らしていて、それから受ける影響も小さくないと思います。
ということは、物を「選ぶ」そして「買う」という行動にフォーカスして、その部分を充実させられれば、「よりよく生きる。」につながってくるんじゃないかと思います。
というわけで、今回は「いい買い物とは何か」について見ていきたいと思います!
…
買い物の3要素
さて、買い物という日常的なコトですが、日常的過ぎて、なかなかジックリ考えるコトは少ないんじゃないかと思います。でも、「いい買い物」を考える上で、買い物そのものを考えるコトは必須です。そんなん当たり前やん、という内容が続くかもしれませんが、悪しからず…(^^;;
買い物には、次の3要素があると思います。
1. 商品そのものの良し悪し
いいモノ、いいサービスであるかどうかですね。ただ、良い悪いは主観的な部分でもあります。なので、ここでいう「いい」は、「自分に合った」とか「求めているモノと合致する」という意味合いと捉えた方がより正確だと思います。
例えば、いくら「美味しい食事」だとしても、パスタを食べたい人にとって割烹料理は「いい」とはなりませんよね。簡単に言うとそういうコトです。
つまり「本当に自分が欲しいもの」が買えるかどうか、が大きな1つ目の要素です。
2. 値段
大阪人としては、これを1番目に挙げようかと思ったんですが、そこは自制(笑) モノやサービスが適正な価格かどうか、という点です。これも主観が関わってきますが、他のメーカーの商品と比べたり、一般的な相場との比較だったりで、ある程度は客観的な見方ができますね。
もちろん、まったく同じ条件であれば、安ければ安いほどいいんですが、実はそこが難しいところでもあります。大体は同じ条件ではなく、本当に欲しいものは少し高く、何かを妥協していいなら少し安く買える…そんなジレンマに悩むことになりますよね(笑)
3. 付加価値
これが一番分かりにくくて、人によってはまったく違う意見の方もいらっしゃるでしょう。商品そのものではない、いわゆる「付加価値」の部分。買うコトその行為自体の満足度がいかに高いか、という点です。
例えば、まったく同じバッグが、まったく同じ価格で、2つの店で売っていたとしましょう。
一方のお店Aでは、店員さんは無愛想で、嫌々接客してくるような、ヒドい対応。もう一方のお店Bは、丁寧で親切で、とは言え付かず離れずのいい距離を保ってくれる、心地いい対応。さて、どちらの店でバッグを買うでしょうか。
もちろん、Bですよね。
例としては同じバッグが同じ価格で売っているという条件でしたが、これも実際はなかなかそんなコトは少ないですね。付加価値の高い店の方が、値段も普通は高いです。そこにどれだけ価値を見出すか、が人によって感覚が大きく変わってくる部分だと思います。
いい買い物とは?
というわけで、まずは買い物の3要素を見てみました。最初に書いたように、当たり前のコトやな、と感じられた方もいることでしょう。「当たり前」を文字にして確認するコトで、頭も整理できたりしますよね。
さて、買い物の3要素から整理できる「いい買い物」とはいったいどんなモノでしょうか。
すごく安直な結論ではありますが、上の3要素のバランスが取れている買い物が、いい買い物なんじゃないかなと、僕は思います。
このブログでも「バランスの話」として、色々なバランスの重要さを取り上げたコトがありますが、買い物でもやはりバランスが大切、というのが僕の結論です。例を挙げてみましょう。
本当に欲しくて欲しくて仕方がないモノであれば、多少値段が張っても、買うでしょう。オークションなどはそんな側面もありますね。バランスを崩す程に高価でないならば、それは心から欲しいものが手に入る「いい買い物」と言えるんじゃないでしょうか。
逆に、自分の求めていたモノとだいぶ違うけど、必要十分な商品ものが格安で手に入れば、それもまた「いい買い物」であると言えると思います。
付加価値の部分は価値観が分かれるところではありますが、普段居酒屋で500円のビールを飲んでいる人も、雰囲気のいいバーで1杯1500円するビールを飲んだらしますよね。それはそれで、いいムードを味わって満足しているならば、「いい買い物」だと思います。
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さて、今日は「買い物の話」として、いい買い物とは何なのかを考えてみました。
買い物に関わる話としては、「買わない」コトについて、上でも難しいと書いている「付加価値」の部分の考え方についてなど、書いてみたいテーマがいくらかあります。追い追い、記事にしたいと思います☆
ではでは、今回はこの辺りで!
藤田たくろうでした。
ちゃお♪
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