思い通りにいかない話1 〜他人のコト〜

突然ですが、人生、思い通りにはいかないモノです。僕がいくら「よりよく生きる。」を目指したところで、悪い事は次々に起きます。そういうコトについて、どう考えて、どう対処するのか。それが自分の人生を左右するようにも思えます。

その辺りについて、僕の考えているコトを紹介したいと思います。今日は「思い通りにいかない話」です。

大きく2つに分けて考える

「思い通りにいかない」と言葉にすると一言ですが、少し切り分けて考えてみようと思います。そんなに難しい話ではなく、大きく2つの「思い通りにいかない」があると思います。

他人のコトか、自分のコトか、の2種類です。

他人の事はコントロールできないから、自分をコントロールするコトに意識をむけよう、なんてコトをよく聞きますが、何か違う気もしています。確かに、他人のコトはコントロールはできませんが、だからといって完全にバッサリ切り落とすのもどうかなぁと。

なので、さっそく1つ目。まずは「他人が思う通りに動かない」コトについて考えてみます。

他人は思い通りに動かない

当然ながら、自分は1人で生きている訳ではありません。職場の同僚や取引先の人、買い物をしたコンビニの店員さん、家族や友人。毎日ブログを書いて、ずっと家に引きこもってるんだ!という人も、読者さんの存在を抜きにその生活は成り立ちません。

そんな感じで、あらゆる人たちが自分を取り巻いています。そして、それぞれが自分の考えや価値観を持って動いています。みんな生きている環境が違いますし、行動を決めるときの条件が違います。

そう考えると、そんな他人たちが自分の思い通りに動く訳がありません。他人のコトで「思い通りにいかない」と考えるコト自体が、無意味です。ナンセンスです。自分が「こうすべき」と考えるコトを、相手は考えていないんです。「この価値観が素晴らしい」と思っても、相手は違う価値観を持っているんです。そりゃ、思い通りには動きませんって。

だから、上でも書いたように、他人のコトは諦めろ、みたいな話になるんですね。

でも、「よりよく生きる。」を考えると、やはりそれではダメだと思うんです。周囲の人と切り離しては成り立たない人生なのに、そこを考えないってどうなのよ、と思うんです。

他人の動きを予測する

そこで僕は、相手がどう動くかを予測するコトが重要だと考えるようにしています。特に大事な点は、期待を込めず、冷静に、客観的に、予測するコトです。

つまり「他人を思い通りに動かす」のではなく、「他人の動きを自分の中で思い描いておく」というコトです。それが高い精度でできたら、他人はずっと自分の「思い通り=予測した通り」に動いてくれます。

こう考えれば、今まで他人のコトだと考えていたものが、一気に自分のコトになります。自分のコトならば、コントロールできます。他人が思い通りに動かなかったときは、自分の予測の精度が甘かったときです。もう一度その相手を観察して、行動のパターンを想定し直してやればいいんです。

別に相手をコントロールする訳ではないので、変な軋轢も生まれません。逆に、相手が思い通りに動かないというストレスを感じずに済み、相手に優しくなることさえできます。いい人間関係を作ってキープするためにも、この考え方は役に立つと言えるんです。

人間観察を楽しむ

予測すると簡単に言いますが、慣れるまではなかなか難しいかもしれません。相手の立場になって、相手の性格を考えて、これまでの行動パターンを思い出して…と、まるでプロファイリングです。笑

ただ、そこは楽しんで始めてみればいいんじゃないかと思います。いわゆる、人間観察です。決して難しいモノではなありません。例えば、会話中の何気ない時に、「あの人は次にどういうコトを言うかな」と考えてみるのはいかがでしょうか。ピッタリ当たったときには可笑しくてニヤニヤしてしまいます(笑) そんな風に、日々、意識して他人の動きを予測しながら観察してみるのが、予測の精度を上げるコトにつながると思います。

ちなみに、僕はもともと人見知りで、仲良くなるまでは楽しい会話ができない性格でした。大人になって社会人になると、そうも言ってられなくなり、ある程度は克服できましたが、ずっと人見知りでやってきたので、相手を観察するという癖はついています。子供の頃から、相手の出方を見ていたんだと思います。そんな性格が、ここではプラスに働いているかもしれません。

今回は「他人が思う通りに動かない」について書きました。「思い通りに動かす」のではなく、「動きを予想する」と発想を転換する。そして予測するためには人間観察をする。そんな話でした!

少し長くなったきました。自分のコトが思い通りにいかない、については次回にしましょう。

藤田たくろうでした!
ちゃお♪

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