思い通りにいかない話2 〜自分のコト〜

藤田たくろうです。
今回は、前回に引き続き「思い通りにいかない話」です。

前回を簡単に振り返ると、

●「思い通りにいかない」には、「他人がのコト」と「自分のコト」の2種類ある。
●他人が思い通りに動かないのは当たり前だが、だからと言って諦めるのは少し違う気がする。
●僕は「他人の動きを予測」するコトが重要だと考えている。
●人をコントロールはできないが、動きを予測できていれば「思い通りに動く」というコトと同じ。
●他人の動きを精度高く予測するには、日々「人間観察」をするのがいい。

こんな内容でした。

前回は「他人のコト」について話しましたので、今日は「自分のコト」の話をしていきたいと思います。

自分が思い通りの結果を出せない

自分のコトで「思い通りにいかない」というと、「自分の行動が思い通りにできない」「アクションに対して思った通りの結果がついてこない」「もっと上手くやるはずだったのに、できなかった」という状況でしょうか。

よくあります。本当に、しょっちゅうです。

例えば、毎朝のランニングの習慣化を目指しているのに、思うように朝起きれず、結果、習慣化できない。例えば、もっとモチベーションを上げて、日々を生き生きと過ごしたいのに、なかなかやる気が起きない。例えば、毎日ブログを書こうと思っているけど、色々と自分に言い訳をして書かない日がある。…と、例を挙げればいくらでもあるでしょう。

この例は、すべて僕のコトです。笑 本当に嫌になってしまうくらい、思うようにいかないですね。「よりよく生きる。」を意識し始めて以来、なぜ思うようにいかないのか、思い通りに進まないときは、どういう風に自分の気持ちをコントロールしてやればいいのか、考えるようになりました。

そこで、僕が大切だと思う点は2つ。「冷静に分析する」というコトと、「焦らずいこうよ」というコト。この2点です。順番に見ていきたいと思います。

冷静に分析する:それ、本当に自分のコト?

物事が上手く進んでいないときは、自分も落ち込んでいたり、テンションが下がっていたりするコトも多く、上手くいかない原因を冷静に考えられていない場合も多いのではないでしょうか。

でも、ここで少し発想を転換しましょう。上手くいかない、そんな時こそ、自分自身をブラッシュアップするチャンスかもしれません。なぜなら、上手くいかない、思い通りにコトが運ばない原因を冷静に分析できたら、そしてそれを回避する方法を考えられれば、次からは上手くいく訳です。少なくとも、今より上手くいく確率が上がるはずです。ピンチはチャンス、の精神です。

冷静に考えて見ると、やっぱり「自分のコト」じゃなくて「他人のコト」だった、つまり、「他人が思い通り動かなかったから、自分の結果が思わしくなかった」というコトに行き着くコトもあります。そんなときは、思いっきり人のせいにしてみます。そうしたら、少し楽になります。笑

そしてそこから、前の記事の通り、「他人は思い通りには動かない。ならば他人の動きを予測してやればいい」と発想を切り替えます。「相手がそうくるなら、こっちはこうやってみよう」みたいな対策が立てられるはずですね。冷静に分析して、まずは「人のせいにしてみる」コトで、結果的に次に「思い通りにいく」確率が少し上がるはずです。

すべてを人のせいにしまくるのも、少し問題です(笑) でも、まじめで責任感が強く、ストイックに物事に取り組む人ほど、なかなか人のせいにはしません。それは素晴らしい心構えなんですが、何でもかんでも原因を自分に求めていると、疲れてしまいます。冷静になって、ニュートラルな気持ちで物事を見るコトも重要だと思うのです。

焦らずいこうよ

とは言え、どう考えても、他人は関わりなく、ただただ自分が悪い。自分がすべての原因だ、というときも時にはあるでしょう。上で書いたように、「冷静に考えると半分くらいは他人が原因だな」とうい場合でも、残り半分は自分が原因ですし、「他人のコト」であっても「他人の動きを予測する」段階で、それは「自分のコト」に切り替わります。予測した上で対策を立てるのは自分ですし、予測するコトそのものも、「自分のコト」です。

そんな風に突き詰めていけば、どんどん「自分のコト」が増えていきます。そして、「あぁ、やっぱり上手くいかない。思い通りにいかない。もう諦めて、辞めてしまおうか。」上手くいかないコトが続くと、そんな風にネガティブな感情が脳裏をよぎります。

そんなときは、焦らずいこうよ、の精神です。笑

今日できなかった。なら、明日はできるように頑張ろう。ただ、それだけです。諦めて、辞めてしまったら、今日の頑張りがムダになってしまいます。今日の頑張りは、明日以降に花を咲かすための肥やしだと思えれば、諦める選択肢はないですよね。焦らず、ゆっくり、自分に肥料を与え続けましょうよ。

いやいや、そうじゃないんだ、頑張れなかったから結果が出なかったんだ、頑張れないんだから、諦めないと仕方がない。・・・そんな方もいるかもしれません。それも考え方次第です。

今日は頑張らずに悔しい思いをした。その悔しい思いを持てたというコトは、その思いをバネに、成長するチャンスがあるかもしれません。本当に成長しない人は、悔しい思いなんて感じないはずです。悔しいのは、自分が前を向いているから、向上心を持っているからなんです。思い通りにいかなくて、今は心が疲れているかもしれません。少しだけ休んで、またチャレンジしてみようじゃありませんか!焦らず、3歩進んで2歩下がる、くらいのペースでもいいんです。結果的に1歩進んでいるんです。

そんな風に、焦らずいこうよ精神で、なんくるないさぁ的な気持ちで、「思い通りにいかない自分のコト」を乗り切ってやればいいと、僕は思っています。

2度にわたって、「思い通りにいかない」ときの気持ちの持ち方、考え方を書いてきました。書きながら感じていたのは、「これは数年前の自分に向けて書いているんじゃないかなぁ」というコトです。そう、僕自身、数年前に「何をやっても思い通りにいかない」という時期があったんです。その時期は辛かったなぁ(遠い目…笑)

そんな時期を通り過ぎて、僕は今日も元気です!(笑) その経験を通して、「よりよく生きる。」の想いにもつながっていますし、こうしてブログを訪れて下さったみなさんに、僕の思いや考えをお伝えするコトもできています。人生、本当に無駄なものはないなぁと感じますね。

ではでは、また会いましょう!
藤田たくろうでした!!
ちゃお♪

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