藤田たくろうです。
開設以来、週5くらいのペースで書いていたこの「まほろばCAFE」ですが、ここに来て1か月の中断を挟んでしまいました。
楽しみにして下さっていた方は、大変申し訳ございません。これからも、このブログは書き続けて参ります。ただ、これまでは自分のリズムを超えたペースで書いていたようにも思うので、少しペースを落として、「細く、長く」な感じでいきたいと思います(笑) ぜひご愛読の程をお願いします!
さて、久々のエントリーに選んだ今回のお題は「自分を動かすモノの話」です。
自分を突き動かすモノ、根源的なモチベーションとでも言いましょうか。僕の場合、それは3つあります。
この3つ、言葉にしてしまうと、実は少しネガティブです。できる限りネガティブにならないように書こうとは思います。でも「ネガティブな言葉は見たくない」と思う方は、この先は見ないでいただきたいと思います。興味のある方は、ぜひ読み進んでくださいね♪
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さて、僕を動かすモノ。それは、後悔と劣等感と嫉妬です。さっそく順番に見ていきましょう。
まだ消えていない後悔
1つめは、後悔。
もう10年以上前のことになりますが、僕は1つ人生に大きな後悔を残しています。
その詳しい内容は、ここで語ることができません。それはたぶん、自分の中でまだ解決できていないコトだからだと思います。でも、解決できていないからこそ、自分の中で「二度とそんな後悔をしたくない」という強い信念のようになっています。
約10年前のその時の僕は、楽な方に、刹那的に楽しい方に、流されていました。本当に選ぶべきベストの行動と違うと分かっていながら、ベストどころか考えられる中でワーストな選択をしていたと思います。そして当時もその自覚はあったと思います。だから、強い後悔になっています。なぜ自分のベストを尽くさなかったんだろう。なぜ流されてしまったんだろう、と。
10年以上経っても、その想いは自分の中から消えることなく、後悔として心の深い部分に存在し続けています。いつしか、「楽な方に流されない」「後悔しないよう、常に自分のベストを尽くす」というコトが、自分の信念のようになりました。もちろん人間なので流されてしまうときもあります。ベストを尽くし続けるコトはとても難しいです。でも意識は常に持ち続けています。
ちなみに、人は僕のことをよく「まじめ」と評します。僕は自分に対するその評価は好きではなく、ついついムキになって否定してしまいます(笑) が、たぶん僕のそういう面を見られているんじゃないかなと、感じています。
それは余談。とにかく、この未だに消えていない後悔は、間違いなく僕を動かしていますね。
自分に自信を持てない
2つ目は、劣等感です。
僕は、基本的に自分に自信を持てない性格です。「自信を持ってはいけない」というような強迫観念が深層心理にあるように感じています。
その原因は、両親、特に父親だと思います。両親には申し訳ないですが。
謙虚であれ、調子に乗るな、お前はまだまだだ。そういう言葉や、言葉にならないプレッシャーをかけられて育てられたんです。幼い頃に心理的にプログラムされてしまったコトは、大人になってもなかなか抜けきらないんですね。
自信を持って物事に臨んだ方が結果がよくなるのは、これまでの人生で色々と体感してきました。根拠のない自信でも、ないよりはある方がいいと思っています。自信がなさそうにオドオドとやっていては決して得られないモノが・・・、自信を持って思いっきりやってみる事でしか得られない「何か」が、世の中にあるんです。
そのように頭では理解しています。講師業をしていたりすると、そういう風に人を導くコトもあります。でも、やっぱり自分は自信を持ってはいけないと思い込んでしまう。そんな感じなんです。
そんな訳で僕は自分に自信が持てず、人に対してどこか劣等感を感じながら生きているフシがあります。
そしてややこしいのは、同時に自分が負けず嫌いな点です(笑) 自分に自信が持てず他人に対して劣等感があるのに、負けず嫌い。結果的に、常にその人を追い越そう、頑張らないと追いつけない。そんな思いが心に存在し続けるんです。これは、自分を動かす大きなエンジンの1つです。
ただ、そのエンジンは自分では制御不能なのが困りどころ。自分で自分に疲れ果ててしまう時がたまにあります。自信を持てず、常に劣等感を感じてしまう部分は、自分自身の変えたい部分の1つ。カウンセリングでも受けてみようかな・・・笑
普段は隠している「嫉妬」
最後は、嫉妬です。これは2つ目の「劣等感」と重なる部分もあると思います。
嫉妬、つまり、他人に対して「いいなぁ」と思ったり、「自分もそうなりたい」と思ったり、「うらやましいなぁ」と思ったり、そういう感情です。「憧れ」に近いかもしれませんが、憧れは自分の手の届かない対象に感じるモノだと思います。ここで言う「嫉妬」は、それよりはもう少し身近です。「どうにかしたら自分も同じコトができるかもしれない」とか「自分もあの人みたいになれるんじゃないかな」とか、そういう感情ですね。
2つ目で見たように劣等感の強い僕なので、その分、嫉妬も人一倍感じているんじゃないかと思います。「嫉妬に狂う」なんていう超ネガティブ・ワードもありますが、安心してください。僕の嫉妬は、狂ってはいません(笑) 自分を高める、自分自身を磨くためのモチベーションとなっているので、決して自分にマイナスな感じではありません。
ただ、嫉妬は嫉妬なので、ちょっと表に出してしまうと見苦しいかなぁという「見栄」のような感情も同時に働きます。なので、普段は隠していて、表面に出すことはありません。(ちゃんと隠れているかは不明。笑)
…
はい、そんな感じで、今日は僕を突き動かす3つの感情について書いてみました。結果、とても内省的な文章になりました。3つとも言葉だけを見るととてもネガティブなので、なるべくそう感じさせないように書いたつもりです。が、もし読んでネガティブな気分になってしまった方がいらっしゃれば、大変申し訳なく思います。ごめんなさい。
一見するとネガティブなこれらの感情ですが、僕の中では完全にプラスな要素に転換できています。だからこそ、モチベーションになっていると感じています。
〇〇が欲しいとか、もっとお金を稼いぎたいとか、そういうモチベーションももちろんあります。それらは毎日を頑張るために、持っておくものだと思います。でも、もっと奥底で自分を動かす「何か」。その存在に自覚的でいることも、「よりよく生きる」には必要な事じゃないかと思い、今日はこの話題にしました。
以上、久しぶりにしては重めの話題でしたね。笑
今日はこんなところで失礼します。
藤田たくろうでした。
ちゃお♪