藤田たくろうです。
「よりよく生きる。」を考えたときに、「自由」であることは非常に大切だと思います。そんうな思いから、ここ最近は自由について書き連ねています。
自由とは何にも縛られないことだ。自由になるには情報が必要だ。そして恐れずに変化をするコトが重要だ。
そんなことを書いてきましたね。
もう1つ、大切なことを忘れていました。それは、
どうなりたいか、どうありたいか
というビジョンを持つことです。
今日はそんなところから書き始めてみようかなと思います。
…
無限ループ
どうなりたいか、どうありたいか。
割と根本的なところですね。根本的過ぎて、ついつい書かずにきてしまいました。
もちろん、「自由になりたい」「自由でありたい」というのがその答えではあり得ないと思っています。「自由」というのは「よりよく生きる」ための手段に過ぎないと僕は考えます。あくまでも目的は「よりよく生きる」なのです。
目的と手段をごっちゃにするのはよくない。ちゃんと目的を見据えておかないと、手段を誤るコトに繋がりかねないと思います。
つまり、何のために自由になりたいのか。
何のために自由でありたいのか。
そこですね、大事なことは。
と言うことは、結局は「どうなりたいか」「どうありたいか」という、将来のビジョンをどう持つかってコトなんですよね。それは、取りも直さず、
よりよく生きる。ってどういう状態?
という問いかけと一致すると思います。何だか巡り巡って元に戻ってきたような感じになって申し訳ない気持ちにもなるんですが…。
まとめると・・・
「よりよく生きる。」を実現するために、「自由」を手にするコトはとても重要だ!けど、自由を追い求めるあまり、本来の目的である「よりよく生きる。」を見失わないように。
というコトですね。
なんじゃこりゃ。
無限ループする思考ですね(笑)
自由は不思議
せっかくなので、もう少し考えてみましょう。
「よりよく生きる。」と「自由」とを並べたとき、優先度は
『よりよく生きる。>自由』
です。なんと言っても、よりよく生きる事が最上位の目的なのです。だからこそこのブログのメインテーマなのです。「よりよく生きる。」と、わざわざ「。」を付けて表記しているのも、そんな意味合いをイメージしてるからなのです!決して、モーニング娘。を真似したわけじゃありませんっ!(笑)
で、
「最上位の目的」は、ほぼ100%、常に、優先されるべきコトです。これはsometimesでもoffenでもなく、alwaysです。それくらい大切にしなきゃいけないと僕は考えています。
ってコトは、「よりよく生きる。」のために「自由」を犠牲にすることがあり得る。生き方として、自分の自由を限りなく制限して、すべてを何かに捧げるような生き方・・・そんな生き方も、「よりよく」の結論であり得るというコトです。
例えば、仏道に入信し、あらゆる欲(108の煩悩?)を捨て去るべく厳しい修行に明け暮れるとか。
そこまで極端じゃなくても、例えば、自分の生きる道はアートだと心に決めて、貧しくともアートに没頭するとか。
自分がこれと決めたビジネスを深掘りして、自分で会社を興し、寝ても覚めても仕事に明け暮れるとか。
もっともっと一般的なヤツなら、会社が休みのたびに釣りにいく。釣りのために生きているのだ!みたいな釣りバカ的な生き方。そんなのも素敵だと思います。
これらの例のように生きている人がどれくらいいるかは分かりません。「自由」と引き換えに「よりよく」を手にしている生き方だと思います。
と、ここまで書いているうちに思ったんですが、自由を限定した生き方の例えを探していたつもりが、こういう生き方こそ「自由」な生き方に思えませんか?僕たちはこういう生き方をしている人をこそ「自由な人生だなぁ」なんて憧れたりするんじゃないでしょうか。
自由を制限した生き方が自由に見える。不思議なモノですね。自由って一体なんなんだと考えたくなります。が、ここで「自由」の正体を追求しだすと収拾がつかなくなりそうなので割愛!(笑)
そろそろまとめましょうか
さてさて、書きながら考えをまとめていってますが…笑、そろそろ話を収束させましょうか。3つの結論を持って、「自由」シリーズを締めくくります。
1。
つまるところ、「自由」というのは「選択肢がある状態」と言えるんじゃないかと思います。
だからこそ、自分がどんな選択肢を持っているのかという「情報」が大事になります。
2。
そして、「自由な生き方」というのは「自分で考えて何かを選択をした生き方」なのではないでしょうか。
選択肢から何かを選んだ後なので、見方によれば「自由を制限した」ようなカタチになります。上で例に挙げた例では、仏道、アート、ビジネス、釣り…そういう選択肢を選んだ訳ですね。
手に持っている選択肢から何かを選ぶためには、「変化を恐れない」姿勢が重要になってきますね。
3。
選択肢という手持ちのカードから選び出し、1つのカードを切る訳ですが、その段階では「自由な生き方」止まりです。それを「よりよく生きる。」に繋げるためには、
選んだカードが自分にとって最適な選択である
という条件が必要になってくるでしょう。
そこでようやく出てきます。
どうなりたいか、どうありたいか
…ということが、最適な選択をするために、最重要になってくる訳です。
…
長々と書いた割には、当たり前の結論になりましたね。けど、「よりよく生きる。」と「自由」との関係について、シンプルに整理できたように思います。
月並みな言葉ではありますが、人生は選択の連続です。
常識や世間体、自分自身の枠にとらわれずに多くの選択肢を持って、できるだけ「自由」にいたいと思います。
そして、その選択肢の中から、変化を恐れず、「どうなりたいか、どうありたいか」を意識しつつ、自分に最適な選択をしたいものです。
その先に、「よりよく生きる。」があるはずです。
ではでは、今日はそんなところで。
ちゃお♪