人間関係の話2 〜鏡写し〜

ちゃお♪
藤田たくろうです。

少し前に人間関係の話を書きました。
結論だけを言うと、

「ありがとう」と「ごめんなさい」を大事にしよう。という、幼稚園児か!と突っ込まれそうな内容。笑

そんなわけで、今回は人間関係の話をもう少し掘り下げて、いや、掘り下げると言うより、別の角度から、考えてみたいと思います。

あ、ちなみに「ありがとう」と「ごめんなさい」を軽視しているわけでは決してないですよ。大切です。しかも、大切にできていない人も多いです。

そこは踏まえておいて、今回は「人間関係って鏡写し」という話。

と言っても、これも大げさに大上段からする話でもありません。単純に、相手の表情や感情、態度は、自分のそれが鏡のように写し出されているんだよ…ということです。逆に言えば、

柔らかな笑顔で、
温かい眼差しで、
穏やかな言葉遣いで・・・

そういう自分でいたならば、自然と周りの人も「柔らかで温かで穏やか」になっていくよ、と。そういうことですね。

もちろん、厳しい社会で生きている僕たち。そんなに簡単な事ばかりではありません。

僕も、いきなり言われもない事で責められた事もあります(^^;;

相手は目をつり上げて、口角は下げて、大きな激しい言葉遣いで、僕に詰め寄ってきました。元々、そう気が長くない僕ですので、ついつい、同じテンションで言い返してしまいそうになります(笑) これこそ、「人間関係は鏡写し」の顕著な例ですね!

けど、そこはぐっと我慢。こちらからは、柔らかに、温かに、穏やかに、努めて冷静に言葉をかけました。まぁ、実際にはその時に相手の怒りが収まることはありませんでした。笑

やはり世の中そんなに甘くはありません。でも、その後、その相手とは仲良くやっています。シコリは残りませんでしたし、逆に、もしかしたら前より関係が良くなっているくらいかも。

「人間関係は鏡写し」

これに即効性はないというコトかもしれません。でも、確かに実感できる体験です。

もう1例。

ある学生が、飲食店でウェイターのアルバイトをしていました。そのお店は、土日のランチ時が一番忙しく、ホール、キッチンともに大慌ての大わらわ、という感じになります。

そんな時、従業員は少しずつ殺気立ってきます(笑) もちろんお客さんの前では見せませんが、従業員同士は、言葉が早口になり、キツくなり、返す言葉もキツくなっていきます。キツくなった言葉が、さらにドギツイ言葉を生んで、こうなったら悪循環。口論に発展したりします。

もちろん、お客さんに良いサービスを提供したい、という思いがあるからこそのやりとりなんですが、早口でしゃべることが、きつい言葉を選ぶことが、良いサービスに直結するとは思いませんね。早口でしゃべったら、フードの提供が1分縮まるって事はないはずです。

そこで、彼は「忙しい時ほどゆっくり喋る」という事を意識して実践してみました。ゆっくり話せば、言葉を選ぶ余裕もあります。悪循環を断ち切れるんじゃないかと、彼は考えたんですね。

そうすると、ある時、キッチンのスタッフにこう言われました。「君と仕事してると忙しくても落ち着いて働ける」忙しいランチの時間帯でしたが、その人は笑顔でした。

はい、10年以上前の僕の話です。笑

自慢話のようになってしまいましたが、これも「人間関係は鏡写し」の1例じゃないでしょうか。

以前読んだ本に書いてあった事ですが、

人間は、幸せや喜びを感じて笑顔になるけど、
笑顔になったときに幸せや喜びを感じる

という事もあるんだそうです。また、

笑顔の人を見ると、自分も笑顔になり、
幸せや喜びを感じる

という事もあるそうです。確か、茂木健一郎さんの本です。つまり、脳科学です。脳科学的に見ても、「人間関係は鏡写し」が実証されていると言えるんじゃないでしょうか。

「よりよく生きる。」には、よりよい人間関係は絶対条件だと思います。まずは、自分から笑顔になってみる。僕も常に意識してそうありたいと思います。

ではでは、藤田たくろうでした!
ちゃお!!

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