買い物の話2 ~買うコトの目的~

藤田たくろうです。前回に引き続き、「買い物」について書いてみようと思います。

僕たちは「物」に囲まれて過ごしています。で、どれだけ「好きな物」「お気に入りの物」を身の回りに置けるかで、毎日の充実度、幸福度は変わってくるように思います。日々、好きなものに囲まれていることは、確実に「よりよく生きる。」につながってくるはず。ということは、「よりよく生きる。」を求める中で、どうやって物を選んで買っているか・・・そこにもっとフォーカスを当ててもいいんじゃないかなぁ。

そいう考えからの「買い物の話」シリーズです♪前回は「いい買い物」とは何なのかを考えてみました。

買い物の話1 〜いい買い物とは?〜

今回はその逆。「買わない」というところからスタートして、「買い物」を見ていこうかなと思います。

買わないことのメリット

欲しいものが見つかった!けど、買わない。これはちょっと辛いですよね。でも、前回考えた「商品、価格、付加価値」の3要素のバランスが悪ければ、買わないという選択肢が正解なんだろうと僕は思っています。

買わないことにも、メリットがあります。僕が思いつくのは次の3つです。

1. お金が減らない

まず、当然のことながら、お金が減らない!笑

当たり前のコトですが大事なコトなので、あえて書きました。大多数の人にとって、お金は有限だと思います。限りある財源を削って買うものですので、僕は数100円の買い物でも、ちゃんと吟味して買うのが理想だと思ってます。…まぁなかなか理想通りにはいかないですけど(^^;;

2. 飢餓感を与えられる

2つ目のメリットは、自分に飢餓感を与えられるコトです。時間をあけて本当に欲しい気持ちが継続するのか、それとも時間が経つと忘れてしまう程度のモノなのか。それを見極めるために、自分に飢餓感を与えてみるコトができます。

そう言われてみれば、欲しくて欲しくて買ったはいいけど、買ったのに使わなかったモノが、僕にはいくつか思い浮かびます。そういうモノは得てして捨てるのも気が引けてきて、部屋の中に「不良在庫」のように溜まってしまいます。

3. 買い物に特別感を持たせる

メリットの3つ目。買い物に特別感を出すチャンスを作れる、という点です。

例えば、何かを頑張った後の「自分へのご褒美」に設定する。例えば、誕生日のプレゼントとして誰かに買ってもらう。例えば、500円貯金の目標として設定する。例えば、大好きな恋人とのデートで一緒に買いに行くコトで買い物を特別なイベントにする。

そういう感じで、買い物そのものをモチベーションの維持向上や、目標達成など、その他の要素と組み合わせて考えてあげるんです。すぐに買ってしまえばそれで終わりです。すぐには買わず、少し戦略を練ることで、相乗効果を狙えるかもしれない訳ですね。

特別感のある買い方をしたら、そこで買ったモノを大切にしようと思えたりもします。例えば、卒業旅行も、なんとなく行った旅行よりも思い出に残りますよね。そんな感じです。

そこにトキメキはあるのかい?

勘のいい方は気付いたでしょうか。買わないコトのメリットを考えた時、順番こそ違うけど、買わないメリットは3要素そのまま。つまり買わないコトで「商品、価格、付加価値」の3点それぞれにメリットが出てくる感じですね。

つまり、今回は「買わない」という切り口から「価格、商品、付加価値」の3要素を再考した形ですね。で、ここから見えてくるのは買うコトの目的を明確に!という結論ではないかと、書きながら感じていました。

ここで少し注目していただきたいのが、「買うモノの目的」ではなく、「買うコトの目的」としている点です。少しのニュアンスの違いですが、商品そのものの目的に対して、「買い物という行為」の目的を「買うコトの目的」と書かせてもらいました。

「買うモノの目的」があるのは当たり前。目的がない、つまり必要のないモノは買わないと思います。(買ってしまう…という人は、ある意味、病的です。笑)

そして、「買うモノの目的」は明確で、価格も適正。でも、どうしよう。と悩んだときの決め手が、「買うコトの目的」の有無じゃないでしょうか。これは、上で書いた「3」の話と根底は似ているのですが、買うという行為に特別感がないのなら…、買う瞬間をイメージした時に喜びを感じられないのなら…、それは「買わない」選択をするべき時なのかなと思います。

数年前にベストセラーになった本で、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」という本がありました。その本の1番の趣旨は、「手にとって心がときめく物だけ残して、ときめかない物は捨てよう」というものでした。今回僕が言おうとしているコトも、感覚としてはそれと近いものがあります。

買うモノ自体が自分にとって必要であるコト…近藤麻理恵さん風に言うと、そのモノを手にとったときに「心がときめく」コト…は大前提。その上で、買うという行為そのものをイメージしたときに「心がときめく」というコトも、買う/買わないの判断に大切なのではないでしょうか。

本日の結論!

そこに「トキメキ」はありますか?

とりとめない文章になってしまいましたが、今回はこの辺りで!

というわけで、買い物シリーズの2つめは、「買わないコト」を切り口に、話を進めてみました。

まだまだ買い物シリーズで書きたいコトはあります。が、頭を整理しながら、少しずつ書いていきたいと思います。暖かく見守ってやって下さい(笑)

ではでは、藤田たくろうでした!
ちゃお♪

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