藤田たくろうです。
「習慣」について書かれた、佐々木典士さんの
「ぼくたちは習慣で、できている。」
を読みました。
いかにして悪い習慣をやめ、よい習慣を身に付けるか、について書かれています。派生して、意志力とは、天才とは、などの考察もあります。
著者自身の体験やエピソードも散りばめられていて、語り口もざっくばらんな感じ。読みやすく親しみを感じる文章でした。
内容をすごく乱暴にまとめてしまうと、
「トリガー」と「報酬・代償」
をどういう風に設定してコントロールしてやるか…ということがポイントだと認識しました。
著者の佐々木典士さんは、ミニマリストとして有名になられた方です。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」
という著書も有名ですね。未読なので、次の機会に読んでみたいと思います。興味のある方は、一緒に読んで感想を語り合いましょう(笑)
さて、僕がテーマに掲げる
「よりよく生きる。」
ですが、これも突き詰めると「習慣」に行き当たる部分があるかと思います。考えて行動している間は、
「よりよく生きようとしている」
だけなんです。考えず行動できる=習慣になっている状態で初めて、
「よりよく生きている」
が実現できているのではないでしょうか。こう考えると、日々の行動を習慣化するということは、僕の目指すモノに直結しているんだと感じますね。
習慣や継続については、これまでいくつかの本を読みました。その中で印象に残っているのは、習慣化して継続できれば、「掛け算」で成長していける、という事です。
つまり…
例えば、いま100の能力があるとして、1成長すれば101になりますね。継続できず、1回だけのアクションならこんなモノです。
が、それを例えば1年365日毎日継続できたらどうでしょう。そのときの成長の幅は、100+365ではないんですね。1%の成長を365回繰り返す、と考えられるんです。
計算すると、
100×1.01の365乗=3,778
ってコトなります。足し算だと100+365=465にしかなりませんので、その差は歴然ですね!
もちろん、これは理屈の話なので、成長を数字で表されてもピンと来ないかもしれません。が、実際に何かを習慣化して継続した方が、その実感として本に記したコトです。参考にして、自分も成長していきたいモノです。
習慣そのものも、「よりよく生きる。」に直結します。習慣・継続によって自分が成長していく事も、当然「よりよく生きる。」ためには必須だと思います。
二重の意味で、「習慣」の大切さを感じる今日この頃です。
というわけで、今回は習慣の話でした。
ちゃお♪